純粋理性批判 (3) (光文社古典新訳文庫 Bカ 1-4)

  • 光文社 (2010年9月9日発売)
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感想 : 16
5

1,2巻再読してから読み始めたから結構時間経ってしまった。
この辺りがピークなんじゃないかとなんとなく思ったり。

超越論的な分析論の巻です。

本編よりも付録の「知性の経験的な使用と超越論的な使用の混同によって生まれる反省概念の両義性について」が面白かった。


良いと思った定理をひとつ書いておく。

「わたしの外部の空間の中に対象が存在することを証明するのは、わたし自身が現実存在するという、たんなる経験的に規定された意識である。」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 哲学/思想
感想投稿日 : 2012年1月29日
読了日 : 2012年1月29日
本棚登録日 : 2012年1月29日

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