タイトル通り、「庭」に纏わる短編を収めたアンソロジー。
梅崎春生「庭の眺め」、ジョン・スタインペッック「白いウズラ」、岡本かの子「金魚繚乱」(←繚乱のりょうは本当は違う漢字)の三編。
梅崎春生はハズレないな。本当に。庭に馬が入ってくる場面が本当に面白い、かわいらしい面白さが詰まっている短編。
岡本かの子、初めて読んだけど時間の流れの作り方が絶妙だ。
くどくどしい描写と妙にあっさりしている描写との差に惹かれた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
アンソロジー
- 感想投稿日 : 2011年4月11日
- 読了日 : 2011年4月11日
- 本棚登録日 : 2011年4月11日
みんなの感想をみる