図書及び図書館史 (新・図書館学シリーズ 12)

制作 : 寺田光孝 
  • 樹村房 (1999年9月1日発売)
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本棚登録 : 41
感想 : 5
4

2012 5/30読了。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。
図書館系勉強会でやろうと考えている「日本の図書館史教育について:教科書分析編」のために借りてきた本。
ネタバレなので以下、勉強会出席予定者は見ないでいただきたい(笑)

最大の特徴は西洋図書館史の厚さ、中国図書館史の採用、それに伴う日本図書館史の薄さ。
配分は西洋90p、中国30p、日本60pで約半分は西洋図書館史。
その理由としては「日本は受容文化=明治以前のモデルになっている西洋図書館史を厚くやる」むねの説明がまえがきにある。
日本についても近現代だけでなく近世の記述が厚く、JLA版とはっきり異なる感じ。
西洋図書館史はかなり細かく、面白い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館・図書館情報学
感想投稿日 : 2012年5月30日
読了日 : 2012年5月30日
本棚登録日 : 2012年5月30日

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