「腹上死であった、と記載されている」から始まる小説。
げんしけんでこのフレーズを知り読み始めた。
中国っぽい雰囲気の架空の世界で、冒頭のとおり腹上死した皇帝の後を次いだ新帝、の後宮になんかなりゆきで入ることになった少女・銀河の後宮での生活、教育と、その王朝を滅亡に追い込む賊・渾沌らの顛末を描いていく。
最後まで冒頭のノリのままというか、すっとぼけた感じで進んでいくのがとても良かった。
でも作者のその後の作品は史実に基づく系なのかあ・・・うーん。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説・文学
- 感想投稿日 : 2015年6月5日
- 読了日 : 2015年6月5日
- 本棚登録日 : 2015年6月5日
みんなの感想をみる