弔堂2冊目。語り部は若い女性に。また、語り部ではないけれど、各回のゲストとしてではなく複数の回にまたがって出て来る人物として、松岡國男が登場。
松岡國男が、弔堂の主人とけっこう対等にやりあうので、前の巻に感じた歴史上の偉人に対して格上感出過ぎな主人は何者なんだよ感がかなり減った。また、乃木さんに対する態度から、「ああ、こいつも人間なんだなあ」感がかなり強まった。
学問がしたくなる度も前の巻以上で、このシリーズは今後もかなり楽しみかもしらんと思ったりした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説・文学
- 感想投稿日 : 2017年1月18日
- 読了日 : 2017年1月11日
- 本棚登録日 : 2017年1月18日
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