この本を手に取ったのは、北村薫が入っていたから。 アンソロジーは未知の作家を発掘するためと思っていますが、そこはやはり安心して読めるものも一つは欲しい。わがまま読者です。 どれも粒揃いで面白く寝不足になって困ります。 いいなと思ったのは「裁判員法廷2009」。当時よりもいま旬の話題ですね。森江春策弁護士が証人たちにとぼけた質問をぶつけるうちに、真犯人までが明らかになる、という法廷ミステリの王道。 「心当たりのあるものは」。放課後の校内放送に感じた違和感の背景は?「9マイルは遠すぎる」とプロットが同じとのことなのでそちらも読んでみたくなりました。
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- 感想投稿日 : 2009年6月2日
- 読了日 : 2009年6月2日
- 本棚登録日 : 2009年6月2日
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