巻末の解説で本書の魅力は大方語り尽くされている観があるが、端的に言えば「三十路手前のパラサイトシングル女性が、その現状を打破していく物語」だ。一見退屈そうに見えるストーリーだが比喩の仕方がいちいち新鮮で、毎度驚かされるし、度々描かれる人間関係における難しさに頷かずにはいられなかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説/一般文芸
- 感想投稿日 : 2016年3月11日
- 読了日 : 2016年3月11日
- 本棚登録日 : 2016年3月11日
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