一見のどかなヘールシャムでの子ども時代。そこに見え隠れする小さな違和感。少しずつ少しずつ知らされる、自分たちの存在意義。
そのレールに乗って、大人になった生徒たちは使命を果たす。定められた運命に抵抗する事もなく。
しかし、彼らの魂もレールの上を走ったのだろうか。
生命や倫理や人間の人生、人が生きるとはどういう事なのか、幅広い視点から考えさせられる1冊。視点が多く、読む人によって印象が大きくかわりそうな作品。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説 (文庫本)
- 感想投稿日 : 2015年12月31日
- 読了日 : 2015年12月29日
- 本棚登録日 : 2015年12月15日
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