レビュー by MiN0さん
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登録日: 2012年02月12日
全7巻
最終話をどう捉えるかによって評価は変わってくるだろう。
少なくとも冬目氏自身はもともと当初は最終話手前で終わらせるつもりだったのだろうが、長期連載中に登場人物に対する情が移ってしまったのだろう。
第1話の中で、絵の具で真っ赤に染まったキャンバスを見た一砂が八重樫との間で交わした会話
「どーしたらもとにもどる?」
「もうもどらないよ」
これは奇病の症状が現れた一砂の行く末を暗示した重要な会話だった筈だが、最終話であっさり「もとにもどって」しまったために、ストーリーの一貫性は損なわれてしまったと思う。
最終話に対する評価は、話としての首尾一貫性を重く見るか、登場人物への思い入れを重視するかのリトマス試験紙でもある。
レビュー登録日 : 2012年02月12日
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