狸と天狗と人間との摩訶不思議な話。
面白さを求める狸の下鴨矢三郎とその阿呆な兄弟達、天狗の赤玉先生、天狗より天狗らしい人間の女性である弁天など個性豊かなキャラクター。
古風な言葉と言い回しで一見難しいが、とにかくテンポが良くて読みやすく、たまに出てくる「ぶっちゃけ」とか現代用語も面白い。
狸の4兄弟が最後力を合わせて父の仇を取るところは典型的であれどわくわくした。
これ全部人間が考えた話なんだと思うと物凄い想像力。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF小説
- 感想投稿日 : 2017年4月19日
- 読了日 : 2017年4月19日
- 本棚登録日 : 2017年4月19日
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