インタビューに、又吉直樹に対抗してと書かれてあって、購入。
タイトル通り、アナログな価値観の主人公がたどっていく仕事と恋愛。
データの中で構築するのではなく、人が住むものなのだから現実に模型を造って見ていきたいという思いに感じ入る。
連絡が取れないことで相手を憎んだり、思いやることの生々しさもあるのだろう。
ただ、三十を過ぎた、という主人公と仲間達のやり取りが、絶妙に古い。。。
それはネタなのか?マジなのか?とちょっと考えさせられる部分。
あとは、下ネタが多くてこれも古い。
そんなわけで、主人公の三十代感はイメージ出来ず、「狂暴なまでにピュア」の謳い文句の狂暴さは、きっとボケの部分だなと確信しつつ。
ビートたけしが書く恋愛小説、に興味があれば読むといいと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2017年
- 感想投稿日 : 2017年9月24日
- 読了日 : 2017年9月24日
- 本棚登録日 : 2017年9月24日
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