最初は、五感に関するような感覚の過敏性。
そこから、他者の言葉などで傷付きやすいといった精神の過敏性にも触れられていく。
これらの過敏性が相互に作用して、幸福感や精神病に影響していくデータも。
私にとって「気になる」という状態は、結構切実な問題を含んでいる。
眠る時の物音が耳障りで仕方がなかったり。
高い評価を得たいというより、落胆されたくないという不安感が強かったり。
それって、この本でいう過敏性に当てはまるのか?と思い、まあ読んでみようか程度に思っていた。
不安感の源には幼少期の愛着が由来しており、自分にとっての「安全地帯」を確保するといったことも書かれている。
そして末尾、その「安全地帯」がイコール自分自身になるように、と。
そうなれれば、楽だろうな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2017年
- 感想投稿日 : 2017年8月18日
- 読了日 : 2017年8月18日
- 本棚登録日 : 2017年8月18日
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