「戦争・暴力の反対語は、平和ではなく対話です」。
平和というと、ただ戦争がない状態という漠然としたイメージになりがち。
「対話」となると、そこには目の前の一人の人が存在する具体的な出来事になる。
「対話が続いている間は殴り合いは起こらない」とも。
学生時代の恩師との対話。
難民支援の現場での対話。
教育現場での対話。
精神医療の現場での対話。
様々な実例をあげ、対話の持つダイナミズムを具体化している。
対話とは、話すことではなく聞くこと、とも。
対話こそ、人が人である証拠なのだ。
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- 感想投稿日 : 2017年6月30日
- 読了日 : 2017年6月30日
- 本棚登録日 : 2017年6月30日
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