遠乃の祖母の教えが素晴らしい。
核家族の今となっては昔からの知恵が伝わりにくい。
その土地の歴史を知るからこそ、災害の恐ろしさ、対処方法が伝えられる。
処世術もそのひとつ
「好きでもない男に襲われないようにすること」
避難所でそういったことがありうること、とても悲しいことですが、本能でしか動けなくなるのでしょうか。
子供を守る母は強くならざるを得ない。
日本中が「絆」とか「がんばろう日本」とか言っていた時、人知れず「嘘くさいなあ、偽善っぽいなあ」と思ってたワタシ。
明日は我が身として、教訓のためにあえて震災後の暗部に目を向けることが必要かと思い、こういった書籍を手に取るようにしている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
図書館利用
- 感想投稿日 : 2016年10月11日
- 読了日 : 2016年10月10日
- 本棚登録日 : 2016年10月10日
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