次期アフガニスタン大統領と目される女性政治家の半生を綴った自伝。壮絶且つ別世界過ぎて圧倒される。
自分は宗教や政治とはほぼ縁がない(と思っている)人生なので、正直なところ想像が追いつかないのだが、それでもタリバン支配や911テロ、アルカイダなんてのはニュースにより耳慣れているので、全く未知の世界というわけでもない。生まれや人の縁に恵まれているとはいえ、生後すぐに炎天下に放置されたのを始め、事件や不運は絶えない。だがそこで挫けず、決して甘えず、強い誇りと意志を持つ彼女が国を動かすのは自明であり間近なのだろう。遠すぎて見習える気にすらなれないが、取り敢えず私も私に出来ることをやろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2013年8月7日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2013年8月7日
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