水の繭

著者 :
  • KADOKAWA (2002年7月1日発売)
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本棚登録 : 114
感想 : 25
3

ガラス越しの情景、のイメージ。
表紙の雰囲気が、そのまま小説の空気のようで、素敵だなあ。

瑠璃(最終的にはとうこも)が作り出す勢いで、登場人物自身を包む繭がぶつかったり寄り添ったりして、気持ちを通じ合わせていく、緩やかに、なにかが変わっていく物語でした。
でも、流れを作った当の瑠璃が、あまり満たされていない気がする…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2009年12月20日
読了日 : 2009年12月12日
本棚登録日 : 2009年12月20日

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