ガラス越しの情景、のイメージ。
表紙の雰囲気が、そのまま小説の空気のようで、素敵だなあ。
瑠璃(最終的にはとうこも)が作り出す勢いで、登場人物自身を包む繭がぶつかったり寄り添ったりして、気持ちを通じ合わせていく、緩やかに、なにかが変わっていく物語でした。
でも、流れを作った当の瑠璃が、あまり満たされていない気がする…。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2009年12月20日
- 読了日 : 2009年12月12日
- 本棚登録日 : 2009年12月20日
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