著者の生涯もまとめられていますし、
家族への書簡や、愛するペッピーノへの
書簡も…
本当に家族を心から
愛していたのでしょうね。
そして、ペッピーノも愛していたのです。
ケライが欲しかったけど
その夢は果たされることはありませんでした。
彼女はイタリアの文化を日本に伝えるのに
尽力していました。
カトリックを扱う人はおかたいというイメージが
強くなりがちなのですが
この方には、その威圧感はまったく
感じませんでした。
むしろ芯の強い
やるといったら考えを曲げない
強い女性でしたね。
深く考えることを実践し、
病床にあっても、
なお深く考えることをやめなかった彼女。
私はまだまだ、彼女のスカートのすそすら
つかめなさそうです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
その他本
- 感想投稿日 : 2017年2月26日
- 読了日 : 2017年2月26日
- 本棚登録日 : 2017年2月26日
みんなの感想をみる