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みや文庫さんの本棚 > マネジメント革命 「燃える集団」を実現する「長老型」のススメ


レビュー by みや文庫さん

ビジネス   読み終わった  読了日 : 2009年10月25日  4

心理学における自我の発達と組織マネジメントを重ね合わせた本。
人間は合理ではなく非合理、心理的な生き物。よってその個々人の自我の発達レベルに応じて組織は運営される。
だいじなのは、フロー状態に組織をもっていくこと。そのためには自我を超越した長老型マネジメントが望ましい。
長老とはインディアンの長老のイメージだそうだ。
巻末にポイントが列挙。特に印象的なもの。
健全な組織はゆるぎない信頼感に支えられている
技術に命をかけるスーパーエンジニアたちには、従来型のマネジメントはそぐわない。彼らが生き生きと仕事に没頭するためには特殊なマネジメントスタイルが要求される。長老型マネジメントと命名。
純粋さが保てたとき、サラリーマンはスーパーマンに変身する
鋭角的な「できる人材」が思い切り腕をふるうには、上司が「できた人間」、つまり細事にこだわらず人間的魅力にあふれた器量人であることが必要。
成果主義を導入した企業では、当然誰もフローにはいれないし、燃える集団でもない。
人間が理性と論理で自分自身をコントロールできるというのはとんでもない錯覚。実際には無意識かrあこみあげてくるさまざまな衝動の支配下にある。
部下を取り締まりたいという管理職の奉行欲
長老型マネジメントはガルウェイのインナーワークに通ずる。セルフ1がセルフ2を仕切る構図。セルフ1を軽くすること。
やり過ごしができぬ部下は無能。そうされて怒り狂う上司も無能。
やり過ごしを公に認め、私の指示が違うと思ったら各自の責任のもとに無視しろ、と名言することが長老型マネジメントの第一歩。
本当に面白いと思うアイデアがあったら上司に内緒でモノを作れ
マネジメントの立場は部下より上司であるべきとの錯覚が駄目上司を生む。
管理型マネジメントは上司の自我の肥大と部下の自我の抑圧を招く。上をむいて自我を抑圧し下を向いて自我を全開にしている人が延々と連鎖。
マネジメントになる、ということ自体が自我の肥大化を招きやすい
後期自我のレベルは、自我が肥大する傾向があり、他人を支配したいという欲望が強い。理性で目標を作りシャドーの投影の負のエネルギーを駆り立ててチームを団結させ戦いに導いていく。
長老型マネジメントとは自転車を両手話で乗っているようなものだ
これからの時代、企業の中心課題は次第に「感動」にシフトしていくだろう。 登録日 : 2009年10月25日 22:35:57


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