NGOで働くとは、紛争地で働くとはということをフィクションでありながらよく描いている本だと感じた。(自分も働いたことないのでわからないが)クライシスジャンキーとはよくいったものだ。自分の知り合いにも世界のどこかで紛争が起きることを期待してて、それでUN入りたいといっていたが、それって違うんじゃない?お思ったり。でも、ハートロッカーでも主人公は紛争地の刺激を求めて…っていう落ちだったっけ。
この本に戻ると、やはり女として生きることをそこそこあきらめていたような節があるさゆりの強さと、ジャンのその壮絶な過去と現場への想いが強く心に残った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
和書
- 感想投稿日 : 2013年7月9日
- 読了日 : 2017年11月5日
- 本棚登録日 : 2013年3月19日
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