ミズミズ»
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脳科学者の作者が37歳の時に脳卒中になり、その体験から感じたことを体験者の目と気持ちで綴られているところに興味を覚え、
また、父が脳卒中により、この作者と同じく左脳にダメージを受けたため、父の状況について、自分なりにもう少し深く理解したいという気持ちから手に取りました。
とりあえず、どんな感じか把握しようと図書館でハードカバーの方を借りて読んでみたのですが、手元に置いて何度も繰り返し読み返したいような文章が多く、文庫版を購入予定です。
自分の脳について、そして脳卒中により左脳がダメージを受けるという事について、こんなに深く考えて、想像したのは初めて。
父に尋ねてみても、ここまで深くは説明してもらえない(現状ではできない、といった方が正しいかも)ので、とても興味深く最後まで読む事ができました。
最後の「脳についての解説」だけでも、読む価値は十分にあると思います。
また、脳卒中に興味がなくても、脳の右脳と左脳の働き、右脳マインド左脳マインドの部分はとても面白かった。
自分はなんて右脳マインドにウエイトを置いて生きてるんだろう、と笑ってしまいました。
終盤、右脳について語っている部分が若干宗教的というか、精神論的というか、私には上手く説明できないのですが、個人的に少しだけとっつきにくいな、と思った部分もありましたが、それでも得るものは十分にありました。
カッとしても、90秒だけその怒りに身を任せ、その後は静かに撤退しなくちゃね、とか、元々私は右脳マインド寄りな気がするけれど、それでも時々は意識して、今自分はどっちの脳に従ってるの?と自分に問いかけたいです。
そして、父に対しての接し方も、変えなければならないような事はなさそうですが、常に隠し事やごまかしをせず、正直な気持ちで接していかないと、本心がストレートに伝わってしまうかもしれないんだな、という事を心の片隅に置きながら、今まで以上に素直な気持ちで、同情ではなく思いやりの心を持って接していきたいと思いました。
逆に言えば、今まで通りでいいんだ、という事を再確認できて、少しほっとしています。
2012年05月18日
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読み終わった
(2012年06月01日)
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