手持ちの本やプレイ済みのゲーム、閲覧した映画の感想をちらほらと。
水沢さん
梁 石日 梁 石日
幻冬舎 (2004年04月)
最近の本
ぺドフィリアと世界の貧困、そして合間に人種差別や格差社会にそびえる壁の厚みを存分に感じられる作品。 貧しい国の子供達の人格を完全否定する先進国のぺドフィリアたちもすさまじいが、同じ国の中、完全に心がすさんでしまっているスラム街の人々の頑なさ、そし...
ナムコ (2008年08月07日)
ゲーム
XBOX本体と共に購入。前評価通り、戦闘システムはかなりの完成度でした。アビスのネックだった読み込みの重さが、起動後一回しか感じられず、その後はスムーズです。 グラフィックも温かみがあって良し。ダンジョンの謎解きも、そう悩みこむほどではなく、程よいテ...
ナムコ (2007年06月28日)
テイルズシリーズでは一番ストーリーに惹かれた作品。主人公の設定が面白く、序盤英雄扱いどころか非難の嵐に晒されるといったあたりが新鮮でした。ただ、メインキャラ(非戦闘員だけど)が死んでお涙頂戴というのはTODのリオンの二番煎じ的な気がしてならない。
ナムコ (2006年11月30日)
ps版で微妙だったフードサックが一新、他の新要素も面白いんだけれど、ダンジョンの長さ&面倒くささは健在。正直攻略本なしだと詰まりまくり。外郭大地など、ダンジョンの連続で多少辛い。あと、グレードショップがないのであまり戦闘にやる気がでない(難易度シン...
萩原 朔太郎 清岡 卓行
岩波書店 (1995年05月16日)
昭和文学
有名な猫町は詩的で静かかつ華やかな描写にうっとり。凄く短い話なのにひきつけられます。ウォーソン夫人の黒猫も面白い。ふとした日常の狭間に潜む狂気の魅せ方が、さすが。
スクウェア・エニックス (2006年07月20日)
ドラクエシリーズは何度も挑戦してるけど、「○○をして」と言われる度に「なんでやねん」と思う私には向いてないのでしょう…。フィールドとかはマジ綺麗でした。広大すぎて迷いますが。
D3PUBLISHER (2005年07月28日)
キャラが立っていたのはいいんだけど、セーブポイントの少なさ&何気に手ごわい戦闘&迷いやすい3Dフィールドにしょんぼり。未クリアのまま時は過ぎる…。RPGじゃなくていいような気がするのですが。特にキャラ攻略の場合何周もしないといけないので、特定の装備品...
オノ・ナツメ
太田出版 (2006年05月18日)
漫画
老紳士最高!と思わず拳を固めてしまう作品。しっとりとした雰囲気の中に、おじさまたちの愛らしさが…。恋愛の展開とかも凄く好み。
荻原 浩
双葉社 (2006年08月)
現在を生きるフリーターと第二次世界大戦中の兵隊が入れ替わると聞いて、ありがちな展開だと思いつつ読みはじめたのですが、結構面白くそのまま読破。背景はシリアスなのに、随所に挿入されているコメディ色で所謂戦後生まれの作者の戦争小説とは一線を画しているよ...
アトラス (2006年07月13日)
ペルソナというより、システムはメガテン。読み込みは遅く、そして多い。ストーリーもマンネリ。BGMはさすがアトラスらしく格好いいけれど、何度も何度も聞かねばならない戦闘BGMにまでボーカル曲をつけてしまったのはちょっと鬱陶しさを感じました。ただ、自...
宮部 みゆき
角川書店 (2006年05月23日)
ありがちストーリー。高揚感を味わえず、いつでも読み止めれる状態。ファンタジーに必須の疾走感が足りなかったのが原因かも?ルウおじさんやカッちゃん等、キャラは立っていたのに後半ほぼ忘れ去られていたのが残念。
フランツ カフカ Franz Kafka
新潮社 (1952年07月30日)
外国文学
ある朝突然巨大な芋虫に変身してしまったのに、それを淡々と受け止める主人公に読んだ当初は唖然としました。今まで主人公によって養われてきたのに、掌を返したかのような反応を見せる家族達。特に妹の妙な執着心が面白いです。とにかく不条理を形にしたような作品。
アーシュラ・K・ル=グウィン マーガレット・チョドス=アーヴィン
岩波書店 (1993年03月25日)
さいはての島の冒険を終えたあとのゲドのお話。全ての力を失って、ただの人となったゲドがテナーと結ばれます。恋愛とか、そういうのを超越していたゲドが一人の人間に戻るというストーリーに、酷いやけどを負った子供が絡み、これからのこの世界の未来を垣間見るこ...
アーシュラ・K. ル・グウィン ゲイル・ギャラティ
岩波書店 (1977年08月30日)
影〜帰還までではある意味ゲドの最後の冒険だと思います。若いアレンはその時分のゲドよりできた男ですが、やはり芯が定まってなくて、彼の成長記といっても過言じゃないかも。
岩波書店 (1976年12月10日)
影との戦いより何年後かのゲドの冒険。というよりは、テナーという少女をメインに話が進んでいきます。迷宮の描写、世界観の壮大さはやはり特級。これぞファンタジー。
アーシュラ・K. ル・グウィン ルース・ロビンス
岩波書店 (1976年09月24日)
子供の時に読んで、その世界観に圧倒されました。この巻は子供時代〜青年時代のゲドが主人公ですが、若さからくる浅薄さや無謀さが伝わってきて、後の英雄へ思い入れが強くなります。影=自分の一部というメッセージ性も強く、何度読み返しても面白い。
新潮社 (1997年01月)
私の初宮部。短編の連作集なので読みやすかったけれど、インパクトは控えめでした。おじいちゃんと孫の関係が、何だか懐かしい気がしますが、殆どの話で先行してオチが読めてしまったのがちょっと。
村上 龍
講談社 (1984年01月09日)
詰まった文字、息継ぎのない会話、充満する退廃感、執拗さ、生々しさ、相次ぐ狂人達。よく書いたなと感心はするけれど、感動はできない…。でも文字量的に読み応えはあります。
村上 春樹
新潮社 (2000年02月)
短編の連作集なので非常に読みやすく感じました。特に「アイロンのある風景」と「かえるくん、東京を救う」が好き。
トーベ・ヤンソン Tove Jansson
講談社 (1978年10月27日)
所謂ムーミンシリーズは大好きなので全部揃えているのですが、中でもこれが一番好きな長編。いつもの雰囲気と違ってどこかシリアスなムーミン達の冒険、そしてやっぱりコミカルでほのぼのなラスト。全ての光景がすぐさま目前にまざまざと浮かびます。
大江 健三郎
新潮社 (1959年09月)
陰湿感漂う文章でここまで魅せるのはさすが。特に『飼育』は戦時中日本人の子供の視点で見た黒人捕虜の話で、圧倒的表現力に引きずり込まれるばかり。
小川 未明
新潮社 (1961年11月)
グリムやアンデルセンよりも、日本が舞台なので馴染みやすいと思います。すっきりとした終わり方ではないのに、何度も読みたくなる珠玉の童話が沢山。一話が短いので、気負わず読めるのもポイント高いです。私は『月夜と眼鏡』が一番好き。
菅原 昭美
集英社 (1991年08月)
超日本的な顔のお嬢様(子供)を中心に繰り広げられるお屋敷のシュールな日常。お父様が大好きでたまりません。でも2巻しか持ってない不具合。
江國 香織
新潮社 (2002年11月)
装丁が可愛らしい詩集。ただ、これは詩というより散文的エッセイだと思います。彼女の自己主張が好きな人は好きかも。
講談社 (2004年10月15日)
緩慢なミステリー。ただ下巻すぐに展開が読めてしまったので、ちょっとしょんぼり。それでも魅せ方がやっぱり凄い。
乙一
集英社 (2004年05月20日)
ちょっとバックステージが不鮮明と言った感じを受けました。移植現場の背景とか、そういう下調べ系。その分入り込むには若干辛いかも。ストーリー自体は…ブラックジャックにこれと似たネタありましたよね(笑)。
ジェラルド・バトラー ジョエル・シュマッカー
メディアファクトリー (2005年08月26日)
DVD
謳われていた通り映像は圧倒的な迫力、音楽も良かったし見せ方も凄く好き…なんだけど。一つだけ引っかかったのは、歌の迫力が無い点。伸びは綺麗なんだけど、声量が…ちょっと勿体無い気がしました。
C.W. ニコル C.W. Nicol
講談社 (1996年05月)
C.W.ニコルの自伝的短編集。理想の子供像を見た気がします。ポリーおばさんのお話が一番好きですが、どれも胸が温まるようなお話ばかり(シビアなものもありますが)。少年(著者)の視点が独特なので面白い。
講談社 (2004年11月15日)
現実的なくだりと非現実的なくだりとの繋ぎが凄くスムーズ。上巻の前半が、私は少し入り込みにくかったかな。直喩はさすがに上手いけれど、多すぎて全体的に見ると余り強調されている部分が無いように感じました。それでも練りこまれたストーリーは面白く、わたし好...
西田敏行 井筒和幸 井筒和幸
ハピネット・ピクチャーズ (2004年04月09日)
とにかく楽しい一作。軽快なノリのなかにホロリとするシーンあり。ストーリーは解りやすいけれど、後半に少し詰め込みすぎかな、とだけ感じました。
文藝春秋 (1999年10月)
村上春樹の中ではかなり好きな部類の短編集。全編通しての曖昧な読後感と不思議な感覚が良い感じ。何かを得る、というよりはその場で楽しめるというような作品集。個人的には表題作と氷男が好きです。
ティム・ロス ジュゼッペ・トルナトーレ ジュゼッペ・トルナトーレ
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン (2004年04月23日)
泣きました!1900の真っ直ぐな生き様に、叶わなかった恋愛や地上への旅立ちに。あの時代の独特の雰囲気にもやられます。一押し。
ロビン・ウィリアムズ バリー・レビンソン
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント (2006年01月25日)
ベトナム戦争時におけるアメリカ軍ラジオの人気DJの話。ストーリーはベトナム戦争の悲惨さをよく物語っていたのですが、ちょっとDJのシーンが長すぎる気がします。ベトナム戦争付近の世界情勢に詳しければ散りばめられた痛烈な皮肉に気付くと思うのですが、そう...
ジョニー・デップ ロアルド・ダール ティム・バートン
ワーナー・ホーム・ビデオ (2006年02月03日)
自分的にはかなり好きです。単純かつ夢のあるファンタジー。☆五つの理由は、ぶっちゃけリスが余りにも可愛かったから(笑)。ジョニーデップが醸し出す不思議な薄気味悪さも必見。原作のイメージをより膨らませていて良かったと思います。
安部 公房
新潮社 (2005年05月)
安倍公房ワールドが惜しげもなく展開されている作品。一見脈絡が無いように見えて、良く練られたストーリーには脱帽です。密かに覗く、という行為がどれほど人間に密着しているか再確認しました。
リリー・フランキー
扶桑社 (2005年06月28日)
自伝という形で書かれる両親の姿は余りにも率直でした。これだけ丁寧に書いてもらって、『オカン』は幸せだろうなと思います。
桜井 亜美
幻冬舎 (1999年02月)
こういう類の話は、時代の変化と共に取り残されるかな。彼女の好きな、自暴自棄的少女達が沢山。・・・これは小説なのでしょうか?
幻冬舎 (1997年04月)
良くも悪くも村上龍らしさがふんだんに詰まった作品だと思います。世界観の作りこみ具合はやり過ぎなほど完璧。独特の文体、粘着質とも言える偏りのある構成は、好き嫌いが別れるかも。瞬間的に面白い作品。
氷室 冴子 飯田 晴子
集英社 (1992年03月03日)
古代日本が舞台のお話で、難解な漢字が沢山充てられていますが、全てに振り仮名がついているので、その調べの美しさを堪能することが出来ます。話自体もさすがに丁寧な作りで、超能力が絡んでくるのですが自然に世界に入り込めます。
清水 義範
集英社 (2000年10月20日)
範囲が幅広すぎて、充実感を得られず。パロディちっくな会話形式についていけませんでした。好みの問題もあるのでしょうが。
ダイエル・オートゥイユ ジャコ・バン・ドルマン
パイオニアLDC (2000年01月25日)
DVDで出ているかわかりません。私はVHSで見ました。ダウン症の男性のお話なのですが、ラストが賛否両論のようです。私も見た当初は、寂しいラストだと感じたのですが、暫くおいて考えるとあれで良かったのじゃないかな、と思います。しみじみと考えさせられる...
アトラス (2003年02月20日)
久しぶりの女神転生シリーズ3作目。悪魔だらけで、何だか人が恋しくなる作品です(笑)。ペルソナシリーズのペルソナのような存在、マガタマを体に取り入れて戦うのですが、背後を取られてしまった時にどれ程良い状態でも全滅の可能性があるというシビアなシステム...
アトラス (2000年06月29日)
ストーリー的に罪のものを辿っているので、若干新鮮さが失せているのは否めませんが、構成的に仕方が無いのかも。ストーリーより心情重視という感じなので、好きな人は好きかと。
アトラス (2000年09月14日)
前作の問題点が改善されてのペルソナ2作目。罪と罰、で連なったストーリーです。主人公にデフォルトで名前がついているのが驚きでした。やはりキャラの設定、ストーリーなどは先が読めずに面白いです。ペルソナの種類も増えて、やりこみ要素たっぷり。あの雰囲気は...
アトラス (1996年09月20日)
雰囲気的には女神転生シリーズより若干軽いというか、今風という感じでしょうか。ペルソナの育成要素も面白く、ストーリーもひねりが効いていて面白い…のですが。いかんせんセーブポイントが少なすぎます…。システム的にはマイナス面が大きいのですが、ストーリーが...
スクウェア・エニックス (2005年01月27日)
沢山の登場人物が、ゲーム内の時間に合わせて好きなように行動しているので、オンラインゲームのような感覚が味わえる作品。キャラは可愛らしく、全体的にほのぼのしている雰囲気はとても好みなのですが、ちょっとストーリーの印象が薄いような気がしました。ヴァル...
ソニー・コンピュータエンタテインメント (2000年09月28日)
ここまでハマったゲームはこれが始めてかもしれない。当時は画期的だったAIで動くキャラ達の行動を見ているだけでも面白く、数え切れないほどの遊び方がある自由なゲーム。個々のキャラにも深い設定があり、それを知ると更に楽しめる仕組み。世界の謎を追うのもよし...
遠藤 淑子
白泉社 (2003年09月)
画像が無かった(ショック)。遠藤淑子の漫画が続々文庫化しているので、今回はその中の一つです。彼女の作品は軽いノリの中に必ず1シーン、胸に突き刺さる言葉があります。それは何でもないような言葉で、普段見過ごしてる言葉。天使ですよ、の作品集の中で「君の...
ミヒャエル エンデ Michael Ende
岩波書店 (2001年01月16日)
これはエンデの短編集です。小学生で初めて読んだ時は少し難しく感じたのですが、じわじわと素晴らしさがわかる感じ。殆どが明るい話ではありません。人間の不条理、混沌がテーマで、エンデらしく暗喩が多いかな。モモと違って、万人向けではないかも。
ミヒャエル・エンデ ミヒャエル・エンデ
本好きになるまでの原点はここにあります。母から幼稚園の時に譲ってもらったこの本、小学生に上がってから幾度と無く繰り返し読みました。子供のときは純粋なファンタジーとして楽しめ、大人になってからは思わず自分の生活を振り返らざるを得ない教訓が散りばめら...
新潮社 (1990年10月)
主人公の幼稚な発想が連発する奇抜なストーリーは、先の展開が全く読めない。ラストシーンは、奇妙な脱力感とすがすがしさを同時に味わえます。
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