2016年に出版された絵本の勉強のために、借りてよんだ。
抽象画家の先駆者である、ワシリー・カンディンスキーの伝記絵本。
「まじりあう色と色とが シューッと音をたてるのを 耳にした」
よかったです。
賑やかな絵、アメリカ版「ハリー・ポッター」シリーズの画家なんだ。
はじめは絵が苦手だなぁと思ってみていたけれど、途中からほんとうにうまいと感心してよんでいた。
画家の話だし迫力があってとてもいい、日本人には描けない絵だと思う。
抽象画は「かたちのないもの」を絵にしているんですね。
意味が分からないと美術館で素通りしていてすみませんでした。
共感覚なんて天才的だからこそ、本人には伝える苦労もあったろう。
ふつう、その色を持つ もの や こと の刷り込みが強いもの。
文章はわかりやすいけれど、よむ人を選ぶ絵本かなぁ。
小学生以上向き。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
E 絵本
- 感想投稿日 : 2016年12月22日
- 読了日 : 2016年12月21日
- 本棚登録日 : 2016年12月21日
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