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文庫本、特に経済小説を中心に読んでいます。
レビュー by mizzurriさん
ロンドン・シティを舞台に各国の金融機関がしのぎ削る物語。
本書はかなりデフォルメされていると思うが、米国の投資銀行がどのようにして巨大な利益を上げているかを少しだけ垣間見れたような気がする。逆に、日本の金融機関が減点主義のもと、世界の金融市場で存在感をなくしていっている様子がよくわかる。世界に羽ばたいている自動車、電機その他製造業の海外展開に当たって、邦銀も世界に出て行ってはいるが、彼ら自身が各国で金融業でビジネス展開しているとはあまり思えない。
かつてバブル期に幻想の金任せに世界中を買い捲った邦銀が、未だに公的資金のお世話になっていると思うと、残念に思う。
レビュー登録日 : 2010年02月07日
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