見ているだけで楽しい、藤森建築の大全集。おとぎ話のような不思議な世界が広がっている。藤森先生がどうして、このような世界観を築くに到ったか、巻頭の論文「人類の建築をめざして」を読めば、何となくわかる気がする。
この論文、藤森先生の専門である建築史から説き起こしていくのであるが、初めて読んだときは、建築家の名前や建築様式の名称についてゆけず、まったく意味がわからなかった。しかし、何度か繰り返し読むうちに、(おそらく)理解することができた。そのときは、自分の勉強が進んでいるのがわかって、すごく嬉しかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
建築
- 感想投稿日 : 2009年10月27日
- 読了日 : 2009年10月27日
- 本棚登録日 : 2009年10月27日
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