シリーズ第4巻
道鏡の失脚から、次代への胎動まで。
これまで読んできて初めてすっきりとした読後感だった。
やっぱり勧善懲悪って大事(笑)
いやまあ、本当は直接的な対決の勝利って言うのが大きいかな。
あと、陸奥で穏やかな明るさが描かれたのが嬉しい。
特に、田村麻呂とアテルイとの邂逅が、その後の運命を知っていると、心に響く。
この明るさがずっと続けばよかったのになあ。
嶋足については相変わらず主人公としてはもの足らないけど、もう仕方ないな。
最後につらい運命が待っているだろうことが『火怨』で仄めかされているので、この先が不安だ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2015年11月4日
- 読了日 : 2015年11月4日
- 本棚登録日 : 2015年11月2日
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