読みながら浮かぶのは江戸川乱歩のおどろおどろした作品の思い出だった。現実からちょっと浮き立ったような状況を思い描くところが似ているのではないだろうか。
二転三転のストーリーは複雑で推理小説の答えを探り出すのは難しかった、という意味では良い作品なのですがスッキリとした推理小説ではないと感じる人間の情としがらみの描写とそれらがストーリーへ絡みついているところが私からするとマイナスな所。ちょっと残念。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年8月29日
- 読了日 : 2014年8月29日
- 本棚登録日 : 2014年8月16日
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