昭和の劇映画脚本家笠原和夫

  • 太田出版 (2002年10月1日発売)
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本棚登録 : 82
感想 : 10

「日本侠客伝」「仁義なき戦い」「二百三高地」など、数多くの傑作を手掛けた名脚本家が、二人のインタヴュアー相手に語る極上の日本映画史。ヤクザ・暴力団・戦争・テロ・共産党など、幅広いテーマを綿密な取材で描きつくすその姿は、さながら映画脚本を通じて、近現代日本史の総まとめを一人でやっているかのようだ。難しい話は抜きにしても、著名監督・俳優などの面白いエピソードがてんこ盛りで、映画ファンには真っ先にお勧めしたい本。 (走る書店員)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文学・評論
感想投稿日 : 2015年6月4日
読了日 : 2015年6月4日
本棚登録日 : 2015年6月4日

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