暗黒警察小説と謳っているだけに、まさに血まみれの内容。
冒頭の神奈川県警刑事の2人の殺害に始まり、その後、警視庁の特捜隊と謎の人物・マスクマン、そして武装犯罪組織との闘いが延々と描かれる。
敵味方関係なく、次から次へと殺害される様子は、読むのに耐えられない部分も…主要人物と思われる人も簡単に死ぬ。
元々ハードボイルドが得意な作家さんだが、今回の作品はいささか度が過ぎる。でも、手に汗握る展開で、最後に誰が勝つのか先が気になり、ページを進めさせてしまうところはさすがかも。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
警察物
- 感想投稿日 : 2017年11月23日
- 読了日 : 2017年11月23日
- 本棚登録日 : 2017年10月27日
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