青龍の涙: 神は生贄を恋う (花丸文庫BLACK ケ 1-1)

著者 :
  • 白泉社 (2012年12月20日発売)
3.26
  • (1)
  • (7)
  • (18)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 99
感想 : 9
3

評価は★3つだけど、普通に面白かった作品。
これはエロいというほどではないですかね。
ただ蛇が絡んでくるので苦手な方はご注意を。
主人公の寛大さに驚きを隠しきれませんが、中盤の雰囲気はとても素敵だったし私は良かったと思います。
神様と人間の場合って最終的な話を出すか、出さないか、人間も神に近い存在になってしまうか、って色々あると思うんだけど、この作品は人間のままっぽかったですね。
私としては10年後やっと再会を果たしたならば・・・という気持ちが無きにしも非ずなんですが。
そもそも神様とまぐわってるから普通の人間には戻れない、とかでも良かったような・・・。

とはいえ、ラストのあのせつな苦しい感じは主人公が限りある命で神様の側に寄り添っているからかもしれないと、今ちょっと思ってます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: BL-小説
感想投稿日 : 2013年4月9日
読了日 : -
本棚登録日 : 2013年4月9日

みんなの感想をみる

ツイートする