途中までは失踪に至るまでの航空機の技術的な話と調査結果、各国の対応の話が続く。後半に突然もしもこれがハイジャックたったら、という前提で、航空機が墜落したとみられるインド洋南部ではなく、北方に飛んでいったとしたら墜落もしていないのではないか、という推察が始まる。
構成としては面白い。ただ前半の専門用語と分析結果についての説明が難しすぎてなんとなくしか理解できないことと、後半のハイジャックだったらという話に切り替わったタイミングが唐突すぎて事実を語っているのか、半分小説になっていってるのかがわからないところがもったいない。もう何回か書き直したらもっと面白い本になると思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会
- 感想投稿日 : 2017年5月3日
- 読了日 : 2017年5月3日
- 本棚登録日 : 2017年5月1日
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