ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2012年12月25日発売)
3.79
  • (81)
  • (122)
  • (84)
  • (16)
  • (10)
本棚登録 : 1221
感想 : 122
5

萩尾望都先生の帯の文、"最後のページを読んだとき、アオヤマ君とこの本を抱きしめたくなる" まさにこれ。理屈っぽい言動でしゃちほこばっているのに、どこか抜けていてコミカルな小学四年生のアオヤマ君が愛おしい。「鼻がつんとなって胸がきゅぅっとする」感覚を思い出しました。

森見作品恒例のモチーフ、京都もヘタレ男子大学生も乙女も出てこないけれど、これはまさしく森見センセの本でした。

ほのぼのグラフィックでアニメ化してくれないかなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2013年5月20日
読了日 : 2013年1月30日
本棚登録日 : 2013年4月19日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする