萩尾望都先生の帯の文、"最後のページを読んだとき、アオヤマ君とこの本を抱きしめたくなる" まさにこれ。理屈っぽい言動でしゃちほこばっているのに、どこか抜けていてコミカルな小学四年生のアオヤマ君が愛おしい。「鼻がつんとなって胸がきゅぅっとする」感覚を思い出しました。
森見作品恒例のモチーフ、京都もヘタレ男子大学生も乙女も出てこないけれど、これはまさしく森見センセの本でした。
ほのぼのグラフィックでアニメ化してくれないかなぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2013年5月20日
- 読了日 : 2013年1月30日
- 本棚登録日 : 2013年4月19日
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