とにかく自己賛美がすごい。そして女の扱いがひどい。それでも最後まで一気に読ませるパワーが詰まっている。真実の物語だからこそ、迫ってくるものも大きい。私はご本人のことをあまり好きじゃなかった(と言ったら、知人がこれを貸してくれた)のだが、苦労に苦労を重ねて自分の腕で(美貌もふくめて)すべてを掴み取ってきたその姿勢には感動。
それにしても丸山くんってばモテモテである。世界中の男が丸山くんにぞっこん。戦後のゲイ風俗事情がたいへん興味深かったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説/エッセイ
- 感想投稿日 : 2011年4月21日
- 読了日 : 2011年4月20日
- 本棚登録日 : 2011年4月21日
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