アナログ

  • 新潮社 (2017年9月22日発売)
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本棚登録 : 1166
感想 : 163

紹介番組(コーナー)を見て、そそられた。
なんだその「君の名は」としか言いようがないソレは。
いや勿論、新海監督の近年のオシャレな若者の、句読点付きの方ではなく、戦後間もなくの女湯をカラにした、中井貴一の父親のやった、あの真知子巻きが大ブームになった、リメイクは鈴木京香と倉田てつをの、あっちだ。
でもなんとなく、PCやスマホと言うガジェットの無い手探りの血肉の通った泥臭いつながり?も今時いいよね、と言うコンセプトは分からないではない。私もまだまだアナログなのかな。

小説の技巧としては胃もたれ。
主人公友人の下ネタはしつこくてそれで読むのを挫けそうになったし、〆の言い回しもプロの小説家ならもっと余韻のある良いものになったと思う。
総じて、ビミョー。。。。。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 913 小説 物語
感想投稿日 : 2017年9月26日
読了日 : 2017年9月26日
本棚登録日 : 2017年9月26日

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