いつもつまらない顔をして頑張ろうとしないアンナは夏のバケーションをイギリスの田舎町で過ごす。そこでマーニーという金髪の美しい少女と出会い、入り江でボートに乗ったり一緒に砂浜で砂の家を作ったりしながら本当に求めていた友達はこういうものだと感じる。
ある日マーニーの怖がっていた風車にいくとマーニーが先にいて怖がっており、一緒に降りようとするが恐怖のあまりマーニーは降りられず2人とも眠ってしまう。アンナが気がつくとマーニーはいとこのエドワードと風車を出て行き、アンナは置いていかれてしまう。そのあとマーニーの部屋の下に入り江からいくと、マーニーはその家を離れなければならないと言う。怒っていたアンナだが、マーニーを許し、マーニーはアンナが熱を出していた間にいなくなってしまう。
その家に別の家族が越してくることになったが、その前は誰も住んでいなかったという。その家の子供達も仲良くなり遊んでいると、そこの家のプリシアがマーニーの日記がはっけんしたと言った。その家の叔母さんにきくと、マーニーとは友達でよく遊んだが、孤独な少女時代を過ごしたために自分が子供を産んでも愛し方が分からず、娘は事故で死んでしまう。娘の残した孫娘を育てるが、マーニーも途中で死んでしまう。それを聞いてその家の母親がアンナはマーニーの孫であったときづく。
田舎町の風景が神秘的な雰囲気にぴったりで、吸い込まれた。
アンナの不器用さにあきれつつでも小さい頃の自分を思い出した。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年6月11日
- 読了日 : 2016年6月10日
- 本棚登録日 : 2016年6月10日
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