数学ガールが面白かったのでこちらも購入。
タイトルからは小難しい内容なのかと思ってたけど、
難易度的には意外に簡単なところからスタートしているので、
中学ぐらいの数学力があれば入っていける。
さすがに終盤は難しくなってくるが、図解や生徒との対話形式の解説等を読み返せばこの本一冊でちゃんと分かるようになっていると思う。
個人的には頭も動かせて、テンポも良くてとても楽しめた。
この本を読めば、情報処理の入門としてプログラムが
「なんでそうなってるのか」
「なんでそうやってるのか」
なんてことが少しはわかってくるはず。
数学をプログラムに活かすための大事な考え方。
・大きな問題を小さい問題にして解く。
・周期や法則を見つけ出して利用する。
・コンピュータに不得意な内容を理解する。
・解けない問題があることも理解する。
といった事は、プログラマとして日常的に必要になってくる。
「とりあえずプログラマ」になりましたって人や、
「プログラムしてるけど、魔法の言葉多すぎる」って困ってる人
に読んでもらいたいな。
不思議じゃなくて合理的で素敵な世界だし、
周期や再帰なんかも日常に溢れてるものだから。
思考の整理にも役に立つと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2013年4月14日
- 読了日 : 2013年3月22日
- 本棚登録日 : 2013年3月22日
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