初めて観たとき、何だこの終わり方、と思ったラストに今回もまったく同じ感想を抱いてしまった。
アラブ系の顔が覚えられないことが大きな敗因のような気がする。
二週目観るとものすごくよく分かって別の映画のようである。
製作総指揮にソダーバーグが加わっているのね。
ジョージ・クルーニーとマット・デイモンというタッグと言い、要はオーシャンズの仲良しメンバー。
全員大好きなんだけど、大きすぎるテーマに役者も製作も食われているように見えてしまった。しかしジョージはアカデミー助演男優賞とゴールデングローブ助演男優賞を取っているという。え?じゃあ主演は誰?
アメリカ政府、CIA、アラビア諸国、イスラム教徒、テロリスト、石油利権、etc.
これだけのテーマを描き切ろうとしたそのど根性、
カメラワーク色彩表情空気感のすべてはさすがの一言。
要は、観る側に高いスキルを求める映画だと感じたのだ。
「分かりやすさ」を重要な評価軸に据えている自分にとっては、…でしたが、彼らのチームがどれだけ映画の力を信じているかは伝わってきて、悪くない。
- #アカデミー助演男優賞
- #ゴールデングローブ賞助演男優賞
- #ジョージ・クルーニー
- #マット・デイモン
- #スティーヴン・ギャガン
- #アマンダ・ピート
- #クリス・クーパー
- #ジェフリー・ライト
- #スティーヴン・ソダーバーグ
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
Suspense
- 感想投稿日 : 2012年5月6日
- 読了日 : 2012年5月4日
- 本棚登録日 : 2012年5月6日
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