相変わらず、北原の突き放した書き方がいい。
全く事件が起こらなくても、最後5Pで慶次郎が出てきて、手代から番頭に上がる男の悩みを軽くするという、ただそれだけの話だが、悩みを解決できなくても生きていく上では当たり前のこととして、無理にオチをつけないところが良い。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2012年2月7日
- 読了日 : 2010年10月30日
- 本棚登録日 : 2010年12月3日
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