日下部は、幼い頃ノイローゼ気味だった母が入水自殺(無理心中)をはかり崖から車ごと落ちた過去があり、極度の水恐怖症だった。他校に通う日下部は、偶然、桜章の聖母とよばれる千鶴の存在を知り、救いをもとめるのだった。
千鶴は、両親を亡くし、家に侵入してきたストーカーに襲われそうになったりした。そんな千鶴の傍で支えた存在、そして恋人だった修。でも、付き合い始めて5日で行方不明(外国にて事故死)になってしまう。今でも、彼から贈られた指輪を大事に持っていることや、存在の大きさに知った久我は動揺する。
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橘 裕
- 感想投稿日 : 2008年3月30日
- 本棚登録日 : 2008年3月30日
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