ついにフィナーレを迎える吸血鬼とのラブストーリー。
今回はこれまでの二人の恋愛というより、吸血鬼一族がメインのお話。生まれてきた子どもは”不滅の子”ではない。レネズミを守るために仲間たちが集まり、戦う。
無事にヴァンパイアへと生まれ変わったベラ。しかし新生者特有の暴走があまり見られない。この謎解きが終盤にあり、なるほどと納得。
ジェイコブの刻印相手を知ったベラの怒りは面白かった。中盤は少しダラダラしすぎかな。まどろっこしい。
ヴォルトゥーリとの戦いを回避し、やっと訪れる輝かしい未来。
全体的に削ってもいいエピソードは多かったけど、世界観やキャラクターがしっかり描かれていて楽しめた。頑なと思い込みが激しいのはイマイチだったけれど。これは映像で息つく間もなく見る方が面白いかもしれない。さっそく映画版を借りてみようと思う。
吸血鬼一家に幸あれ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(海外)
- 感想投稿日 : 2012年9月26日
- 読了日 : 2012年9月23日
- 本棚登録日 : 2012年9月26日
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