ギャツビーのデイジーへの愛、というか「真実の愛」というものへの一途さは、俗物的な周りの登場人物たちの中で、誰より高貴で、にも拘わらず、その結末とギャツビーが手に入れたものは悲劇で、だからこそ、それは喜劇と言わざるをえない。悲しい喜劇。
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カテゴリ:
文学・評論・小説
- 感想投稿日 : 2017年6月16日
- 読了日 : 2017年6月7日
- 本棚登録日 : 2017年5月31日
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