元彼さんと再会した帰りに衝動買いした本。
帯に載っていた、
乗り越えられない失恋なんてない!
そう思っていたのに……。
「ずっと、どこまでも歩きたかったね」
結婚を約束した彼が選んだのは、
自分ではない別の女性だった。
というあおり文から目が離せなくて、
手にとって数ページ読んで購入に至りました。
読めば読むほど主人公と自分が不気味なほどぴったり重なって、
読みながら追憶にひたりました。
主人公と違って、私はまだ若いし、
主人公と違って、元彼は新しい彼女がいるだけで結婚したわけでもない。
でも、主人公と自分が重なって見えたのは、
たしかに私も一人の男性を心から、本気で、愛したからなんだと、
そう思いました。
別れてもうすぐ5年が経とうとしている自分だけれど、
主人公と違って新しい恋に出会いません*笑*
もし新しく誰かを好きになれたり、好きになってくれる人と出会えたりしたら、
逃げずにゆっくり向き合っていこうと思えました。
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年2月1日
- 本棚登録日 : 2012年2月1日
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