拍手のルール - 秘伝クラシック鑑賞術 (2011-09-22T00:00:00.000)
- 中央公論新社 (2011年9月22日発売)
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感想 : 17件
著者はN響オーボエ奏者で「のだめカンタービレ」の音楽監修でも知られている。終盤の楽典や楽曲解説の部分は読むのが若干しんどかったが、全体的にユーモラスな語り口で、著者の他の著作同様面白く読めた。
拍手の作法は国によって違い、国民性が表れるが、演奏者からしてどういう拍手だとどう感じるかが、事細かに語られていて興味深い。一番よかったのは、自らの指揮者としての経験を語っている章。指揮の勉強法やオケとの関わりについて詳しく書かれていて、スコア片手にCDを聴きたくなった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
音楽
- 感想投稿日 : 2016年2月17日
- 読了日 : 2016年2月17日
- 本棚登録日 : 2016年2月17日
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