愛は束縛 (新潮文庫)についてのモロヒさんのレビュー
本
/ 新潮社
/ 253ページ
/ 1994年10月発売
レビュー by モロヒさん
2007年
未設定
登録日: 2007年03月27日
2007-03-27T01:58:29+09:00
3月
サガンを続けて。
ローランスの行動は、残念ながら原題どおりのペットにつける革紐にほかならない。
どうにも感情の行き違う、そしてわかりあえない夫婦の絶望的な様子が巧く描いてあると思う。
現代の日本ではこの作品と男女逆の立場が多いと思うし、同じ題名でも逆から描く小説はありそう。
しかしさすがフランスの「愛」にまつわる思索は進んでいるんだな、と思ってしまう。
ただし、この文庫本の後ろのあらすじは間違っている。「真実の愛が姿を現したのだった」ではなく、「2人の間にあったはずの愛が真実の姿を現したのだった」にすべき。
なにしろ愛ではなかったのだから。
レビュー登録日 : 2007年03月27日
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