金子みすゞてのひら詩集 1

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  • ジュラ出版局 (2003年4月1日発売)
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感想 : 2

金子みすゞのすごいところは、人類の営みに反しているところだ。
人間よりも動物や植物や、魚や鈴が、人より優れていたりする。少なくとも同列だったりする。
そうすると、人間の経済活動すべては、根底から成り立たなくなる。だからこそ、普遍で不変なのだ。
すべての価値観をフラットにしてくれる人は、あとは宮沢賢治ぐらいでしょうか。

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感想投稿日 : 2017年5月11日
読了日 : 2017年5月11日
本棚登録日 : 2017年5月11日

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