奇特かつオーソドックス。刺激的な倫理学の入門書。
きちんと読み込めなかった部分もあるが、最後にかけての2章は圧巻。
タイトルの「倫理とは何か」にもあらわれているが、この本はまさに「倫理」の本質に触れるものだった。
倫理という、社会を前提にした概念ではあるが、
真に人が倫理的、道徳的な真理にたどり着いた時、その人は社会から排除されてしまうとする言説(うまく説明できているか不確かだが)には知的快感が著しく刺激させられた。
勉強しなきゃなーと思いました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
motoiの本棚
- 感想投稿日 : 2016年4月12日
- 読了日 : 2016年4月12日
- 本棚登録日 : 2015年8月29日
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