父の面影を知らず、母を亡くし、女学校を出て東北のある街へ教師として旅立つ伴三千代。その車中で捨て子を見つけ手元に引き取り育てながら教師を続ける。東京からの高慢ちきな香世子が伴先生のクラスに転校してきて嵐を巻き起こし、香世子の母の辰子夫人の陰謀やその甥の作為を退けて、常に清らかな心の伴先生。最後には捨て子の母も父も、伴先生自身の父も見つかり大団円。なのだが、ワタシとしては香世子やその母辰子夫人があっさり心を入れ替えるのがご都合主義かなぁ、と。もっと懲らしめてやりたかったと思うのは意地悪でしょうか?
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2011年11月27日
- 読了日 : 2011年11月27日
- 本棚登録日 : 2011年11月14日
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