モヨコさんの本棚 > 狂王ルートヴィヒ―夢の王国の黄昏
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レビュー by モヨコさん
19世紀バイエルン王国の王、ルートヴィヒ2世。人一倍細やかな感性、傷つきやすい繊細な心、新しい時代の胎動を明確に認識する知性の持ち主。そしてビスマルク率いるプロイセンとの間では国が独立国家として維持出来る様に消極的ながら動く。しかし、芸術の庇護者であらんとし、ワーグナーへの厚遇、中世フランスに憧れ壮大な城の建設といった夢の世界の中で生きようとする王に、財政は逼迫し、内閣は王を「狂人」として逮捕、監禁する。そして不可解な謎の死。生まれた時代が悪かったと言ってしまえばそれまでだが、余りに悲しい。
登録日 : 2010年08月26日 15:50:18
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