のぼうの城 (下) (小学館文庫 わ 10-2)

著者 :
  • 小学館 (2010年10月11日発売)
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本棚登録 : 8112
感想 : 885
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エンターテイメント!!面白かった。
四人の大将と二人の総大将、キャラクターの味付けが良い。
豊臣側は記録も残っているから後の姿からも想像をしつつ、成田側はたった一つの戦を頼りに壮大に。
誰もが魅力的(正家でも)で輝いている。そしてたった十年後に訪れる三成、吉継の運命さえこの戦があってこそ、清々しく感じられる。
史実+フィクションなのに100%史実と思いたくなる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本-小説
感想投稿日 : 2012年11月21日
読了日 : 2012年11月21日
本棚登録日 : 2012年11月21日

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コメント 1件

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2013/02/08

「清々しく感じられる。」
石田三成について知っている訳でもないのに、何となく好きになりました(元々判官贔屓する方ですが)。そして映画で観た野村萬斎は、とっても凄かったです!

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