暴力と性に加えて、今回は宗教。花村萬月の作品の主役の多くは、筋が通っていて情があってかっこいい。人間に好かれる男って、ああいう人のことなんだなーと常々思わされる。
心の強さと肉体的な強さは必ずしもイコールではない、ということを改めて知った本でした。
読み返すたび、もし映画化をするとしたら律子は誰がやるのかなーと考えてばかりです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
花村萬月
- 感想投稿日 : 2011年10月25日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年10月24日
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