戦争中の庶民の暮らしが描かれた本。
戦争中と言えばよく描かれる軍部(の上層部)の話ではなく、その他大勢とされる、しかしほとんどの国民が味わった貧しさや苦しさが切々と伝わってきて、戦争を知らない私が読んでも涙が出てくる。
父親は戦前生まれとはいえ、小さかったし祖父母にもっとその時のことを聞いておくんだったと思った。
最早過去の出来事、歴史の一部となってしまった戦争だけど(いや、まだ色々問題は残ってるけどね)知らないで済ますのではなく、教訓としても忘れてはならないことだと思う。その際に、こういう本が非常にその助けになると思います。
読書状況:いま読んでる
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- 感想投稿日 : 2012年7月2日
- 本棚登録日 : 2012年7月2日
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